
6月半ばから続く真夏日の、悪意を感じるほどの蒸し暑さに、
人も植物も既に夏バテ気味。
2つ前の記事にも書きましたが、
ヴェランダのバラたちが2期目の花を ほぼ咲かせ終わりました。
人間ならば 体力の付く食事をあげたいところですが、
真夏や真冬の厳しい季節に肥料を与えるのは
人間ならば メタボにして弱らせるのと同じことなのだそうで、
どうすればよいのかを いろいろ調べました。
バラの愛好家さんたちの場合は、
普段は有機肥料ひとすじであっても、
春先の大切な季節には化学肥料を与えて
花の数や大きさや枝張りに大きな効果を得るらしいのですが、
今年のような酷い夏には
どんな対策をしていらっしゃるのでしょうか。
私は最近、
玉ねぎの皮(外皮)で簡単に作れる液肥について調べて、
それがあまりにも即効性が強いので驚いています。
繰り返し咲き続けてくれているミニバラは
ちょっと小さくなった花径が気になっていたのですが、
玉ねぎ液肥を希釈して水遣りの際に少し加えたら、
新梢(赤みのある若枝)がニョキニョキと出てきて大賑わいです。
玉ねぎの皮は、
抗酸化作用の強いポリフェノールの一種であるケルセチンが多いことが知られており
各種ビタミンやミネラルも豊富ですし、
剥いた皮を保存するのも容易で、水に浸けておくだけで液肥ができます。
観葉植物や家庭菜園の野菜に良い、と聞きましたが、
特に、弱った植物に効果を発揮するとのことだったので、
夏バテの植物の活力剤として使えそうだ、と思ってやってみたのでした。
( ..)φ
玉ねぎの外皮は、洗って一昼夜 水に浸けておき、
水で10倍以上に希釈して使います。
私は水遣りの際に少し加えるだけで、栄養過多にならないようにしています。