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2025年01月
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2018.01.10 17:24

はばたけ!ミカンちゃん/気分はマレフィセント

カッコイイ体を造るトレーニングがしたい(その23)

運動禁止令が解けて、昨日ようやく新年初ジムへ行き、思ったよりも快調に飛ばしてきました。
そこで、
年末年始に感じたカラダ事情について、の記事です。

暮れの大掃除の際、ガラス拭きやら何やらはもちろんのこと、
フロアに座り込んで、熱心に小物の整理をしたのですが、
この、座り込んでする作業が案外のクセモノでして、
気づくと、背中がコリコリになっていました。
普段、骨盤の角度や姿勢について偉そうに語っているのに、
やはり、所詮は農耕系DNA特有の“寝腰”(ねごし、しんよう)、
立ったり歩いたりするときには腰をシャキッと立てているのに(=立腰、りつよう、たてごし)、
座り込んで作業するときには、おろそかになっているんですね……。

仕方なく、
以前にご紹介した“オムロン クッションマッサージャ”(2017.10.16)を使いました。
ただし、耐え難い背中のコリには、座椅子に置いて普段通りに使うのではなく、
座椅子をフラットな状態にしてからマッサージャを置き、
その上に仰臥(仰向けに寝る)!
背中がグワッと反るので、
そのままマッサージャを起動すれば、
コッた筋肉も、疲労して縮こまった背骨も、強制的に伸びます。
痛キモチイイ~!
“鯖折り”に近いので、
体の硬い人にはオススメできませんけどね。

そして、
背中グワッ!の後に、驚きの結果が訪れました。
マッサージ中に伸びた感じだけでなく、
立ち上がったら、
背中がグィ~ンと伸びた実感があったのです。
身長が1cmくらい伸びた感じです。
もちろん、気分もスッキリしますし、
背中が伸びると同時に、腰も自然に立腰ポジションになっていて、
体にシッカリした安定感があります。

私がマッサージャを当てていたのは、
肩甲骨の少し下、ブラの背中側辺りです。
肩甲骨というのは、
肋骨の上に乗っている骨で、
骨の中でも付着している筋肉の数が最も多く(肩甲骨1つに付き17種類の筋肉)、
それらは肋骨や背中全体、首、胸など、
非常に多くの部分を結んで動かしている筋肉たちです。

筋肉がたくさんついている、つまり、たくさん動く、
ということは、
その夥しい(おびただしい)筋肉たちが疲れたり硬くなったり弱くなったりすると、
体全体に不調をもたらす、ということなんですね。
筋肉がたくさんついていて可動域が大きいのは、骨盤も同様ですが、
背中は自分ではよく見えないし、意識しにくいので、
背中と腰を同時に伸ばして安定させるこの感覚を、強く刻み込みたいと思ったのでした。

歩き出すときの“より良い姿勢モード”に入るキッカケのおまじないとして、
「私の胸はソーラーパネル!」(2017.12.05)を書きましたが、
座りこんで作業するときも、PCワークのときも、
“背中グワッ!”を意識したいと思って、
イメージ画像を作りました。
ミカンちゃんです。

サマーオレンジの類(たぐい)を綺麗に剥くのが得意ですけど、
時節柄、温州ミカンですから、水分が多く柔らかいのでカタチは作りにくいですが、
背面部分をグワッと反らす様子を、左から順にご覧下さい。
腰をシャキッと立てようとして上手くいかなかった場合でも、
肩甲骨の少し下からグワッと反らす感覚を覚えれば、
背中も腰も同時に伸びるんです。

さらに、
“背中グワッ!”のイメージを助けるためのポイントをみつけました。
画像のミカンちゃんをもう一度見て下さい。
ミカンの袋が両側に開いてありますね。
“背中グワッ!”と反り返ったときの、一番右のミカンちゃんは、
開いた袋が翼のようになっています。
そうです。背中に翼が生えていると意識しましょう。
座って作業するとき、
まずは背骨を吊り上げるように姿勢を起こし、
同時に翼の付け根をバサバサッと鳴らす(つもりになる)のです!
そうすれば、
翼の付け根、つまり、肩甲骨の下辺りに意識が行き、
背中から腰まで、シッカリと伸びてくれるようになります。
おまじないは、
「はばたけ!ミカンちゃん」です。

念のために書き添えますが、この記事は、
肩甲骨が極端に浮きすぎる症例の「翼状肩甲(よくじょうけんこう)」とは違います。
(→肩甲骨を支える筋肉が緩んで、肩甲骨が中央に寄り、浮き上がっている状態のこと)
近年流行りの「肩甲骨はがし」(固まった筋肉を緩める)の話とも違うのですが、
肩甲骨についている筋肉たちが疲れたり硬くなったり弱くなったりすると、
体全体に不調をもたらす、という意味では、
関わりがないわけでもありません。
固まりすぎても緩めすぎても良くないのですが、
可動域が大きい場所だからこそ、
コントロール次第なのです。

★ここで注意事項です。
   背中グワッ!の部位(場所)を間違えないで下さいね。
   低めの位置として意識してしまうと、
   言うまでもありませんが、お腹が出っ張ってしまうし、
   背骨の正しいS字カーヴが狂ってしまうのです。
   結構いるんですよ、良い姿勢で胸を張っているつもりなのに、
   周囲の人から見ると、ただ踏ん反り返って態度が悪いようにしか見えない……。
   肩甲骨の少し下を意識し、お腹ではなく胸を上に向けて起こしましょう。

もう一つ、付け加えてしまいます。
私の美意識で言えば、
翼を持つなら、
もっと強くて美しく、マレフィセントの大きくて黒くて勇壮な翼です。
ラテン語の「maleficentia」が由来で、「悪魔の仕業」とか「悪行」などの意味がありますが、
マレフィセントは、魔女ではなくて妖精です。
かつてディズニーは童話『眠れる森の美女』を美しいアニメーションで表現したけれども、
2014年、妖精マレフィセントが単なる悪い魔女ではなかったというお話を実写化したのでした。
Angelina Jolie が翼を大きく広げて飛行するシーンは、特に素敵です。
実は、
バレエでは、ジムでトレーナーさんが言う「肩甲骨を寄せて…」は言いません。
「背中を広く使いなさい」とか「背骨と肩甲骨の間を広くしなさい」などと言われます。
体の柔らかいダンサーに、背中を縮めるようなことを言ったりはしないのです。
「胸を張る」ことは悪いことではありませんが、
前面だけを広げようとせずに、
背中全体を大きく自由に使えるようにすべきです。
だから私は、もっと大きく翼を広げて、
「気分はマレフィセント」なのです。

--- 不定期ですが 次回に続きます ---

カテゴリ【ボディメイク/ジム】
  



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