
月橘(ゲッキツ)というのは、この花木の和名。
橘とは、ミカンなどの木の総称で(「柑橘(かんきつ)」と言いますものね)、
月夜に香るミカン科の花木、という意味のようです。
正確には、真夏の夕方から咲き始めて、
夜には素晴らしい芳香を放ちます。
英名はオレンジジャスミン。
ミカン科の花木で、ジャスミンの花に似た色と形と香りだという意味でしょう。
一般的なジャスミンはモクセイ科で、親戚関係はありません。
中国名は千里香。
芳香が千里先まで届く、という大仰な意味ですが、
その名に恥じないほどの、麗しい芳香なのです。
私のヴェランダの秘蔵品であり、
咲き始めると、夜は鉢を室内(リヴィングの冷風の当たりにくい場所)に入れます。
寝室からリヴィングまでは開け放してあるので、
夜寝るときも、朝起きるときも、家中が麗しい芳香に満ちていて、
もう、気分はお姫様(笑)
園芸種では、シルクジャスミンと呼ばれるそうです。
ミカン科特有のツヤツヤした葉が、シルクを想起させるのでしょうね。
ちなみに、
ミカン科ですから、女性の小指の爪ほどの可愛い赤い実は食べられるんですよ。
少し甘くてほろ苦く、柑橘系らしさがあります。
その赤い実が、花が咲く頃まで頑張ってとどまっているので、
咲き始めの頃は『花も実もある』状態が見事です。
今は、開花の2回目のピークなので、
もう、赤い実は落ち尽くしてしまっていますが、
夕方、小旅行から返ってきたら、賑やかに咲いていたので、
こうして室内に入れてやりました。
まだまだ蕾(小さな緑色のツブツブ)がたくさんスタンバっているので、
今年もタップリ楽しめそうです。
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