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2019.08.23 22:17
入浴シーンを美しく演じる
カッコイイ体を造るトレーニングがしたい(その58)
“入浴シーン”の どこがボディメイクのカテゴリか、
と訝る(いぶかる)向きも おありでしょう。
フフフ、
私が温泉の湯煙の中で後姿を見せる仕事をしている…わけではございませんよ。
日頃から思うことなのですが、
カラダというものは、意識して使うのと そうでないのとでは、
別人か?と驚くほどに、違いが出るのです。
ジムフロアで熱心に体を動かしている時だけでなく、
歩くときも座る時も、エレヴェータを待ちながら立っているだけの時も、
姿勢を意識しながら体を上手にコントロールする必要があると思います。
特に、
ジムでせっせとメニューをこなした後のお風呂では、
旅行先の温泉に浸かるのとは違って、
単なるリラックスだけではもったいないのです。
せっかく“実感”した筋肉の動きとか、
新しく気付いた重心の掛け方の違いとか、
前回よりも手応えのあった負荷の掛け方などを反芻しながら、
その日を締めくくるつもりで、お湯に入るのです。
そう、
『その日のボディメイクの締めくくり』 なのですから、
キレイでなくてはなりません!
一言でいえば、
キレイな姿勢で入ること。
姿勢の良さは、単なる心掛けだけでは出来ません。
体幹をはじめとして、全身をバランスよく使いながら、
理論を分かった上で、それで初めて表現できるワザです。
今回お見せするのは、
手持ちの図版から、荻原守衛(おぎわら もりえ)の彫刻『女』です。
教科書で、ご覧になった記憶がおありでしょう。

膝立ちの不安定な姿勢ですので、
モデルさんはつらかっただろうと察しますが、
上体を伸ばす角度の美しさに目を奪われますね。
ここで大切なのは、
上体を伸ばしている、ということです。
お尻を突き出しているのではなく、上体を、です。
分かりやすいように、矢印で動きを入れました。

この矢印のように意識をして上体を伸ばすことが、
バレエで言う、『上体を引き上げる』 という感覚であり、
全身がきれいに伸びて、肩にも脚にも無駄なチカラが入らず、
ステップもジャンプもこなせるようになるのです。
では、
具体的に、入浴シーンの解説です(笑)
(シャワーで汗を流した後、ジェットバスのお湯に入るところから…)
◆手すりは片手で掴み、体を少し横にひねりながら、
お湯の中の先客に正面を向けないようにして、静かに足先から入ります。
◆お湯の中の二・三段の段を降りたら、
少し混んでいる場合は端のほうに、後ろ向きになりながら静かに沈みます。
このとき、特に動きをゆっくりして、背面の伸ばしたラインを見せつけます。
◆肩まで沈んだ後、先客たちに合わせてそちらのほうに向き、
状況に応じて、言葉かけに応えます。
◆お湯から出る時は、手すりのある場所まで立たずにお湯の中を進み、
手すり(段のあるところ)の近くまで行ってから、静かに立ち上がります。
このときも、上体を伸ばしながら 特にゆっくりと立ち、
背面のラインを印象付けます。
(背面、と言っていますが、背面からウナジを通って頭までのラインですよ)
実は、
こういうシーンって、大切なのです。
文字通りの素(す)の演技を、
何もせずにただ見ているだけの“観客”の前でやるんですからね、
素晴らしく効果的な練習ではありませんか!
ちょっとしたチカラ加減とか、体の向きや動きの感覚などが実感できるし、
自分の姿勢の出来不出来が確認できる、つまり、
“観客”の反応を感じ取ることができるのです。
誤解なきように申し上げておきますが、
私、一見して口数の少ないストイックな雰囲気でして、
うぬぼれてチャラチャラしているわけではありません。
そんな、世間を狭めるような態度はしませんよ。
先程の美しい彫刻は、石膏原型が重要文化財指定です。
どうぞシッカリとお心に焼き付けて、
矢印のように、上体をスッと伸ばすようになさってみてください。
「綺麗ねぇ…」と、思わず漏らす声が聞こえますよ(笑)
--- 不定期ですが 次回に続きます ---
カテゴリ【ボディメイク/ジム】
“入浴シーン”の どこがボディメイクのカテゴリか、
と訝る(いぶかる)向きも おありでしょう。
フフフ、
私が温泉の湯煙の中で後姿を見せる仕事をしている…わけではございませんよ。
日頃から思うことなのですが、
カラダというものは、意識して使うのと そうでないのとでは、
別人か?と驚くほどに、違いが出るのです。
ジムフロアで熱心に体を動かしている時だけでなく、
歩くときも座る時も、エレヴェータを待ちながら立っているだけの時も、
姿勢を意識しながら体を上手にコントロールする必要があると思います。
特に、
ジムでせっせとメニューをこなした後のお風呂では、
旅行先の温泉に浸かるのとは違って、
単なるリラックスだけではもったいないのです。
せっかく“実感”した筋肉の動きとか、
新しく気付いた重心の掛け方の違いとか、
前回よりも手応えのあった負荷の掛け方などを反芻しながら、
その日を締めくくるつもりで、お湯に入るのです。
そう、
『その日のボディメイクの締めくくり』 なのですから、
キレイでなくてはなりません!
一言でいえば、
キレイな姿勢で入ること。
姿勢の良さは、単なる心掛けだけでは出来ません。
体幹をはじめとして、全身をバランスよく使いながら、
理論を分かった上で、それで初めて表現できるワザです。
今回お見せするのは、
手持ちの図版から、荻原守衛(おぎわら もりえ)の彫刻『女』です。
教科書で、ご覧になった記憶がおありでしょう。

膝立ちの不安定な姿勢ですので、
モデルさんはつらかっただろうと察しますが、
上体を伸ばす角度の美しさに目を奪われますね。
ここで大切なのは、
上体を伸ばしている、ということです。
お尻を突き出しているのではなく、上体を、です。
分かりやすいように、矢印で動きを入れました。

この矢印のように意識をして上体を伸ばすことが、
バレエで言う、『上体を引き上げる』 という感覚であり、
全身がきれいに伸びて、肩にも脚にも無駄なチカラが入らず、
ステップもジャンプもこなせるようになるのです。
では、
具体的に、入浴シーンの解説です(笑)
(シャワーで汗を流した後、ジェットバスのお湯に入るところから…)
◆手すりは片手で掴み、体を少し横にひねりながら、
お湯の中の先客に正面を向けないようにして、静かに足先から入ります。
◆お湯の中の二・三段の段を降りたら、
少し混んでいる場合は端のほうに、後ろ向きになりながら静かに沈みます。
このとき、特に動きをゆっくりして、背面の伸ばしたラインを見せつけます。
◆肩まで沈んだ後、先客たちに合わせてそちらのほうに向き、
状況に応じて、言葉かけに応えます。
◆お湯から出る時は、手すりのある場所まで立たずにお湯の中を進み、
手すり(段のあるところ)の近くまで行ってから、静かに立ち上がります。
このときも、上体を伸ばしながら 特にゆっくりと立ち、
背面のラインを印象付けます。
(背面、と言っていますが、背面からウナジを通って頭までのラインですよ)
実は、
こういうシーンって、大切なのです。
文字通りの素(す)の演技を、
何もせずにただ見ているだけの“観客”の前でやるんですからね、
素晴らしく効果的な練習ではありませんか!
ちょっとしたチカラ加減とか、体の向きや動きの感覚などが実感できるし、
自分の姿勢の出来不出来が確認できる、つまり、
“観客”の反応を感じ取ることができるのです。
誤解なきように申し上げておきますが、
私、一見して口数の少ないストイックな雰囲気でして、
うぬぼれてチャラチャラしているわけではありません。
そんな、世間を狭めるような態度はしませんよ。
先程の美しい彫刻は、石膏原型が重要文化財指定です。
どうぞシッカリとお心に焼き付けて、
矢印のように、上体をスッと伸ばすようになさってみてください。
「綺麗ねぇ…」と、思わず漏らす声が聞こえますよ(笑)
--- 不定期ですが 次回に続きます ---
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