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2018.09.27 21:31
「まずお風呂 それから運動」では痩身は難しい…
カッコイイ体を造るトレーニングがしたい(その40)
私が楽しみながら筋トレに通っているジムでは、
朝一番に「まずお風呂」という行動パターンの人もおられます。
このジムはかなり古くからあり、
大通り沿いに「女性専用」や「24時間営業」をウリにした小型のジムも増えているのに、
シャワールームだけでなくお風呂を備えていてサウナもプールもある大型ジムは、
やはり一定の人気があるようです。
近隣にはマンションも立ち並んでいるので、
以前、運動するつもりで契約したはずの近所のシニア層が、
今では「朝風呂」または「昼風呂」のために来ている、
という例も多いようです。
ま、お元気で何より…とは思いますが、
温泉に行って湯治というわけではないですし、
近頃のシニア層は全く枯れた風貌ではなくて、
ふくよかで膝に負担がかかっている感じの人が多いので、
「軽い運動とセットにしたほうが ご長寿に繋がるのでは…」
などと、要らぬお節介を言いたくなります。
そのような状況で、
朝から火照った体にバスタオルを巻いた大姉御が闊歩するロッカールームですが、
或る、少し若手のご常連は、
バスタオルを巻いたまま若々しく小走りで出てきて、
急いで運動用の衣類を身につけます。
隣接したマンションに住む彼女は、
「まずお風呂 それから運動」を習慣としていて、
着替えたらすぐに、
エアロなどの集団プログラムを行うスタジオに向かうのでした。
目と鼻の先にお住まいなら、そういう使い方もあるのか…と思ったのですが、
私としては、内心、ささやかな疑問を抱いておりました。
毎日通って、活発に動く集団プログラムで汗を流す彼女が、
そりゃまぁ、周囲の皆さんよりも若々しくてお元気とはいえ、
失礼ながら、あまり絞れていないように見えるので……。
もちろん彼女は、
運動の後にもお風呂に入り、サウナも使います。
彼女は やや高い声でよくしゃべるので、
ある日、こんな話が聞こえてきました。
家族に、
「毎日精進してるのに、ちっとも痩せないね~」
と言われたのだそうです。
その話を小耳に挟まなかったら、
私も、つまらない考えを巡らせたりしなかったかもしれません。
でも、ついつい、
なぜなんだろう…と考えてしまいました。
もちろん、
体質による、という冷たい言葉も出てきそうですし、
彼女の、ほとんどが集団プログラムだけという運動のやり方も、
痩身目的ならば不十分であることは明白です。
しかし、
今朝もお風呂を済ませてからスタジオに向かう彼女を見て、
「まずお風呂 それから運動」について考え込んでしまいました。
◆ 入浴と 活発な運動 との関係 ◆
一般的に、温かいお湯での入浴は、身も心もほぐれてリラックスできます。
『筋トレの後』に入浴するのは
『傷ついた筋腱を冷やすべきなのに温めるのは良くない』
と言っている人も少なくないようですが、
たとえば、
一人で投げ抜いてきた高校野球の投手が試合後に肩をアイシングするのと、
私たち一般市民がジムで筋トレするのとでは、
筋腱損傷のレベルが違います。
そのことを踏まえて、
ここでは、
『筋トレなどの活発な運動後の温かいお風呂は、大いに楽しむべし!』
との基本理念で述べることとします。
入浴がもたらす好ましい効果としては、
「水圧の効果」(心臓の働きが活発になって血行促進)
「浮力の効果」(身体が軽くなってダルさの解消)
などもありますが、
話が長くなりすぎるので、
最も分かりやすい「温熱の効果」に的を絞って進めます。
★筋肉を温める→筋肉の成長が促される
聞いたことがおありだと思いますが、
筋肉を温めると「ヒートショックプロテイン」が増加します。
このヒートショックプロテインには細胞を活性化させる効果があるのです。
筋トレそのものでも、筋繊維の中のヒートショックプロテインが増えるので、
その後の入浴で、効果はさらに倍増するようです(^▽^)/
★ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」の分泌を抑える
温まって(体温を上げて)リラックスすることによって、
『筋肉を減らして脂肪を蓄えようとするコルチゾール』の悪行を防ぐのです。
普段の生活でもストレスは溜まりますが、
筋トレだって、筋肉に負荷を掛けているのですから、それもストレスなのです!
温まってリラックスさせてやらないと、
コルチゾールが勝手に、
「生き残るためには筋肉を減らして脂肪を蓄えなくちゃ!」と判断するので、
「そうじゃないよ、大丈夫だよ、リラ~ックス、リラ~ックスね」と
なだめてやらなくてはなりません。
『筋トレの後』に温まってリラックスすることの効果について述べましたが、
お湯の温度によって、
違う効果が得られることも、きっとご存知ですよね。
★熱めのお湯では、交感神経の緊張を促してアクティブに
なんだか気分の乗らない朝に、熱いシャワーを手早く浴びると、
身も心もシャキッと元気が出ます。
★ぬるめのお湯では、副交感神経が働いてゆったりリラックス
ピリピリと神経が昂って(たかぶって)いる夜には、
シャワーではなく、ぬるめのお湯にゆっくり浸かると、
筋肉の緊張も神経の昂りもほぐれて、寝つきがよくなります。
ここで、
先ほどの、
「まずお風呂 それから運動」を習慣としている女性が痩せにくい問題についてです。
彼女は、
熱いシャワーを手早く浴びるという、「アクティブ効果」を
チョイスしているのかもしれません。実際、短時間ですからね。
でも、
ジェットバスのある浴室も並んだシャワー室も既に湯気が充満しており、
温泉の大浴場ほどではないにしても、リラックス効果は満々。
基本的にお風呂好きな日本人なら、
ブクブク・ジュワジュワと音を立てているジェットバスを横目に見たとき、
その“幸福感”に浸らずにいられましょうか、否。。。
私は彼女の朝風呂の様子を覗いたわけではないので、
詳しくは分かりませんけどね。
それにしても、
「気の乗らない仕事に行く前」ではなくて、
「活発な運動を始める前」の場合となると、
気分はシャキッとしているつもりであっても、
筋肉のほうがエンジン全開にはなっていないのではないか……
と危惧してしまうのです。
習慣になっていることはなかなか変えにくいものですが、
取り組み方について考え直してみる必要は、
誰にでもあるのではないか……、
自分に照らしても、それは言えることなので、
はい、毎日が勉強です。。。
ところで、
「筋トレ前」に関しての、参考になるかと思える過去記事がありますので、
ご興味とお時間がありましたら、どうぞ。
【筋トレの前には静的ストレッチではなく動的ストレッチを】(2017.06.07)
--- 不定期ですが 次回に続きます ---
カテゴリ【ボディメイク/ジム】
私が楽しみながら筋トレに通っているジムでは、
朝一番に「まずお風呂」という行動パターンの人もおられます。
このジムはかなり古くからあり、
大通り沿いに「女性専用」や「24時間営業」をウリにした小型のジムも増えているのに、
シャワールームだけでなくお風呂を備えていてサウナもプールもある大型ジムは、
やはり一定の人気があるようです。
近隣にはマンションも立ち並んでいるので、
以前、運動するつもりで契約したはずの近所のシニア層が、
今では「朝風呂」または「昼風呂」のために来ている、
という例も多いようです。
ま、お元気で何より…とは思いますが、
温泉に行って湯治というわけではないですし、
近頃のシニア層は全く枯れた風貌ではなくて、
ふくよかで膝に負担がかかっている感じの人が多いので、
「軽い運動とセットにしたほうが ご長寿に繋がるのでは…」
などと、要らぬお節介を言いたくなります。
そのような状況で、
朝から火照った体にバスタオルを巻いた大姉御が闊歩するロッカールームですが、
或る、少し若手のご常連は、
バスタオルを巻いたまま若々しく小走りで出てきて、
急いで運動用の衣類を身につけます。
隣接したマンションに住む彼女は、
「まずお風呂 それから運動」を習慣としていて、
着替えたらすぐに、
エアロなどの集団プログラムを行うスタジオに向かうのでした。
目と鼻の先にお住まいなら、そういう使い方もあるのか…と思ったのですが、
私としては、内心、ささやかな疑問を抱いておりました。
毎日通って、活発に動く集団プログラムで汗を流す彼女が、
そりゃまぁ、周囲の皆さんよりも若々しくてお元気とはいえ、
失礼ながら、あまり絞れていないように見えるので……。
もちろん彼女は、
運動の後にもお風呂に入り、サウナも使います。
彼女は やや高い声でよくしゃべるので、
ある日、こんな話が聞こえてきました。
家族に、
「毎日精進してるのに、ちっとも痩せないね~」
と言われたのだそうです。
その話を小耳に挟まなかったら、
私も、つまらない考えを巡らせたりしなかったかもしれません。
でも、ついつい、
なぜなんだろう…と考えてしまいました。
もちろん、
体質による、という冷たい言葉も出てきそうですし、
彼女の、ほとんどが集団プログラムだけという運動のやり方も、
痩身目的ならば不十分であることは明白です。
しかし、
今朝もお風呂を済ませてからスタジオに向かう彼女を見て、
「まずお風呂 それから運動」について考え込んでしまいました。
◆ 入浴と 活発な運動 との関係 ◆
一般的に、温かいお湯での入浴は、身も心もほぐれてリラックスできます。
『筋トレの後』に入浴するのは
『傷ついた筋腱を冷やすべきなのに温めるのは良くない』
と言っている人も少なくないようですが、
たとえば、
一人で投げ抜いてきた高校野球の投手が試合後に肩をアイシングするのと、
私たち一般市民がジムで筋トレするのとでは、
筋腱損傷のレベルが違います。
そのことを踏まえて、
ここでは、
『筋トレなどの活発な運動後の温かいお風呂は、大いに楽しむべし!』
との基本理念で述べることとします。
入浴がもたらす好ましい効果としては、
「水圧の効果」(心臓の働きが活発になって血行促進)
「浮力の効果」(身体が軽くなってダルさの解消)
などもありますが、
話が長くなりすぎるので、
最も分かりやすい「温熱の効果」に的を絞って進めます。
★筋肉を温める→筋肉の成長が促される
聞いたことがおありだと思いますが、
筋肉を温めると「ヒートショックプロテイン」が増加します。
このヒートショックプロテインには細胞を活性化させる効果があるのです。
筋トレそのものでも、筋繊維の中のヒートショックプロテインが増えるので、
その後の入浴で、効果はさらに倍増するようです(^▽^)/
★ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」の分泌を抑える
温まって(体温を上げて)リラックスすることによって、
『筋肉を減らして脂肪を蓄えようとするコルチゾール』の悪行を防ぐのです。
普段の生活でもストレスは溜まりますが、
筋トレだって、筋肉に負荷を掛けているのですから、それもストレスなのです!
温まってリラックスさせてやらないと、
コルチゾールが勝手に、
「生き残るためには筋肉を減らして脂肪を蓄えなくちゃ!」と判断するので、
「そうじゃないよ、大丈夫だよ、リラ~ックス、リラ~ックスね」と
なだめてやらなくてはなりません。
『筋トレの後』に温まってリラックスすることの効果について述べましたが、
お湯の温度によって、
違う効果が得られることも、きっとご存知ですよね。
★熱めのお湯では、交感神経の緊張を促してアクティブに
なんだか気分の乗らない朝に、熱いシャワーを手早く浴びると、
身も心もシャキッと元気が出ます。
★ぬるめのお湯では、副交感神経が働いてゆったりリラックス
ピリピリと神経が昂って(たかぶって)いる夜には、
シャワーではなく、ぬるめのお湯にゆっくり浸かると、
筋肉の緊張も神経の昂りもほぐれて、寝つきがよくなります。
ここで、
先ほどの、
「まずお風呂 それから運動」を習慣としている女性が痩せにくい問題についてです。
彼女は、
熱いシャワーを手早く浴びるという、「アクティブ効果」を
チョイスしているのかもしれません。実際、短時間ですからね。
でも、
ジェットバスのある浴室も並んだシャワー室も既に湯気が充満しており、
温泉の大浴場ほどではないにしても、リラックス効果は満々。
基本的にお風呂好きな日本人なら、
ブクブク・ジュワジュワと音を立てているジェットバスを横目に見たとき、
その“幸福感”に浸らずにいられましょうか、否。。。
私は彼女の朝風呂の様子を覗いたわけではないので、
詳しくは分かりませんけどね。
それにしても、
「気の乗らない仕事に行く前」ではなくて、
「活発な運動を始める前」の場合となると、
気分はシャキッとしているつもりであっても、
筋肉のほうがエンジン全開にはなっていないのではないか……
と危惧してしまうのです。
習慣になっていることはなかなか変えにくいものですが、
取り組み方について考え直してみる必要は、
誰にでもあるのではないか……、
自分に照らしても、それは言えることなので、
はい、毎日が勉強です。。。
ところで、
「筋トレ前」に関しての、参考になるかと思える過去記事がありますので、
ご興味とお時間がありましたら、どうぞ。
【筋トレの前には静的ストレッチではなく動的ストレッチを】(2017.06.07)
--- 不定期ですが 次回に続きます ---
カテゴリ【ボディメイク/ジム】

