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2025年01月
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2019.03.01 21:01

春服・春傘

3月。
先週はかなり暖かい日もあり、ダウンコートを仕舞う用意をしていたのですが、
昨日(2/28)の冷たい雨に負けて再登場。撥水加工のコートなので……。
普段着のニットやカットソーも、生地の薄さに微妙な違いがあるので、
寒暖の差に合わせて選択しなければなりません。
それでも、
春に向かう気持ちはなんとなく心弾むもので、
かさばるコートを仕舞い、軽めの普段着を使いやすい場所に揃える作業は、
冬支度を整える時よりも、早めに取り掛かりたくなります。


新しい、春色の薄物など買いたくなってしまう季節ですね。
女性のお洋服の流行に大きく影響すると定義づけられているのが、
アカデミー賞の授賞式だそうで、
先日の第91回アカデミー賞の授賞式でも、
どんな色合いや素材やデザインが人気なのかといった話題が流れていました。

その中で、
私がヘンな反応をしてしまったのが、“チュールドレス”。
チュール布とは、
薄い網状の布の一種ですが、
フランスのチュール(Tulle)で生産が始まった頃は高価な絹織物でしたが、
後に他の素材でも作られるようになって、
綿製の綿チュール、ナイロン製のナイロンチュールなどが出回っています。

近年、街でチュール布を重ねたスカートを見かける度、
私には、バレエの練習用スカートあるいは子供用の安価なプリンセスドレスにしか見えず、
流行とは言え、好きになれませんでした。
授賞式で見るドレスも、
大半は、職人が技巧を凝らしたドレスとは思えなかったのです。
全部とは言っていません。凝ったデザインももちろんありましたよ。
こんなふうにチュール布だけをティアードにしたものが、安物ドレスに見えたのです。


人気女優たちのチュールドレスの大半に対しても 素敵だと思えなかった私ですから、
街で見かけるチュール布のスカートは“チュール布を重ねて透け感を表現したもの”なので、
「安物レースのカーテン生地を重ねている」ように見えてしまうのです。
さすがに、そういう例を提示するのは自制しますけど……。

代わりに、もう一つの例、
バレエの練習用スカートに触れます。
大人のバレエダンサーがいつも着用しているレオタード(スカート等のフリフリ無し)では、
当然、舞台用の衣裳とはスカートの有無による感覚のズレが生じてしまうので、
それを補うためにレオタードの上から着ける練習用スカートがあるのです。
子供やビギナーのクラスでは、別の意味で使うこともあるようですけど、
こちらは本来の目的のために使用しています。

今まさに、シェネchaines;鎖という意味)の動きに入ろうとするところ。
鎖が繋がっていくように、
ドゥミ・ポワントまたはポワントで回りながら横方向に進んでいくのが、
きっとお分かりになると思います。
ほかのジャンルのダンスや新体操でも使われる動きなので、分かりやすいかと……。

特に、くるくると回る動きの時は、スカートの有無を無視することはできません。
画像の“練習着”は、レオタードが透けて見えますが、
ちゃんとしたダンサー用の、無駄なくきちんと仕立てられたものです。
でも、
街で見かける“チュール重ねの透け感スカート”は、
ゴワゴワしたチュール布を使っているせいか、安っぽい柄物のレース生地を使っているからか、
“お外へ着て出る服”には見えないのです、私にはね。

春に向かう気持ちはなんとなく心弾むもの…と言っておきながら、
安っぽいなどと腐す(くさす=けなす)のはいかがなものか…とは思いましたが・・・・
特に、オトナの女性であれば、
「フワフワ・ヒラヒラ・フリフリ」「ロマンティック」等を安直に取り入れてしまうと、
最近よく使われる『イタイ』(=痛々しい)印象になる恐れがあるので、
柔らかい春服を選ぶ際には、
“乙女心”だけでチョイスしたりしないように気をつけたいですね。

明日(3/2)は 春らしい陽射し、との予報。
春の陽は案外強いので、オトナ女子は日除け必須ですよね。
…日傘の影…

陽射しだけではなく、1カ月予報では、気温高めだけれども雨も多そう
晴雨兼用の、UV効果高め&撥水効果高めの傘で、
アグレッシヴな印象の真夏用日傘とは別の、
チョッピリ柔らかい感じの“春傘”が欲しくなってしまいました。
こういうところも、
“加減”とか“塩梅”などが難しいお年頃です(笑)

カテゴリ【衣裳部屋の美意識】



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