バラの美しい季節になりました。
今年は桜もそのほかの花々も開花が早く、バラたちも4月中旬から咲き始めています。
まずは、当サイトでは一番人気の 『
エミオ』 をご覧いただきたいのですが、
せっかく早く咲き始めたので、
今年は 『
房咲き』 の様子を 少しだけご案内いたします。
バラでもカーネーションでも、
房咲き、あるいは 『
スプレー咲き』 と言われるタイプの花はとても多いです。
高級な花束に使われるような、1本の茎に大輪の花を1つ咲かせるタイプではなく、
1本の茎の先に、スプレーのように広がる幾つもの花を咲かせて、
1本なのに豪華なボリュウムになるものです。
育てていて面白いと思うのは、
房咲きの中心で一番最初に咲き始める花が、
その後に周囲で咲き始める花たちの開花期とはズレる、ということです。
後の(周囲の)花たちが膨らんで豪華に咲き誇る頃には、
一番手は盛りを終えてしまうのです。
切り花にするためには、
盛りを終えつつある一番手を 早めに切り取ってやり、
周囲の花の膨らむスペースを確保してやる必要がある、という厳しい現実……。
4月27日のエミオの一枝です。(端のほうの、なるべく撮りやすい位置の枝)

5月1日のエミオの同じ一枝です。(膨らんだので、外側へ押しながら撮っています)

もっと花数の多い枝もあるのですが、支柱や葉っぱたちにに邪魔されて撮りにくいので、
撮りやすい位置の枝、というわけですが、
周囲で後から咲くグループとのズレを ご覧いただけましたでしょうか。
最初に咲く真ん中の花を、
人間に例えれて 『
長女』 と呼んでみましたが、
まだ青くて小さい蕾の妹たちがモタモタしている間に、
長女は一人で大きく咲き、
妹たちが膨らんでくる頃には盛りを過ぎているのです。
昨日(5/1)もヴェランダに南風が強く吹いたので、
きょうは、開き切った長女の花弁が少しだけ傷んでいました。
なんだか、しっかり者の長女の気持ちが分かるような気がして、
きょうはまだ、切り取ることが出来ません……。
(私自身も、しっかり者かどうかは別として、愚弟のいる長女ですから…笑笑)
エミオは、階下の花壇には決して下ろさない、ヴェランダの秘蔵バラです。
11年前、母の見舞いに携えるために育て始めた、切り花用の品種ですが、
一枝がそれぞれ
豪華なブーケ状になるので、見応えがあります。
整った
美しい形と、優しく
上品な香り、
春から寒中まで
繰り返し咲く健気さ、
国産バラなればこその
強さ、
切り花として活けたときの
もちの良さ など、
美点が満載の素敵なバラです。
カテゴリ【花/風景 (picture)】