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2021.05.11 15:24

花壇のアンジェラとヴェランダのラプソディーインブルー

このブログ形式のノートの左側に小さく設置している、
スタンプ帳 時には連絡帳 (返信可)』 というのがありまして、
極々ささやかな内容を、極々ささやかな画像と共に、
気まぐれに更新しております。
そこに、
人気の “主役バラ” ではない、ミニの “コール・ド” でもない、
話題にすることの少ないバラを載せましたので、(← 5/10掲載
ちょいと個性のある、脇役バラも、
此処に登場させることにしました。


小さい画像では伝えきれなかった、コロンとした可愛らしさの、
アンジェラ』です。(正しくは、つるアンジェラ)

脇役と申しましたが、
春には主役級の勢いで咲き誇ります。
返り咲きをしますが、
“つる性” の範疇で 延びが良い反面、
延ばしてしまうと花付きが悪くなるため、春の花が終わったら切り詰めます。

姿も名前も可愛いので、アンジェラちゃん と呼んでいますが、
春の勢いの凄さを “爆発的” と形容する人もおられるほどの、おてんば娘です。
階下の花壇に植えておりますが、
踊るような枝の延ばし方に 慌てることもしばしばでした。


こちらは、
階下の花壇から格上げ&鉢上げしてヴェランダに移した、『ラプソディーインブルー』。

最初に買った紫バラですが、思ったよりも強くて、
当初の状況の悪化にもめげずに咲き、挿し木したジュニアも根付いています。
ヴェランダの、敢えて直射を避ける位置に置いたのを気に入っているようで、
ピンク系のバラたちよりもオトナのイメージの香りを漂わせてくれています。

同名の…というよりも本家の、ガーシュインの名曲も、
このネーミングだからこその大ヒットだったそうですが、
世のオトナたちは、
“ニューヨークの摩天楼”へ想いを巡らせながら ジャケット写真を眺め、
イントロのクラリネットソロに目を閉じ、
バーンスタインが指揮とピアノを両立している怪演に痺れますよね。一例ですけど…。


はからずも、
常日頃から“ネーミング” に対する強いコダワリを持っている私の感性を
全開にしてしまいました。
そりゃ、花の名前は、作出者さんのご都合でご自由になさって構いませんよ。
でもね、
細君とかカノジョなどの名前(大抵は洒落ていない…)を付けられても付加価値は無いし、
“意味” が洒落ていなかったり、“残念なセンス” だったりするのも、
花に申し訳ない、と思ってしまうのです。
げに、“文系” は面倒くさい……って?


カテゴリ【花/風景 (picture)】
2021.05.02 16:41

エミオ2021春/房咲きは一枝でブーケ

バラの美しい季節になりました。
今年は桜もそのほかの花々も開花が早く、バラたちも4月中旬から咲き始めています。

まずは、当サイトでは一番人気の 『エミオ』 をご覧いただきたいのですが、
せっかく早く咲き始めたので、
今年は 『房咲き』 の様子を 少しだけご案内いたします。


バラでもカーネーションでも、
房咲き、あるいは 『スプレー咲き』 と言われるタイプの花はとても多いです。

高級な花束に使われるような、1本の茎に大輪の花を1つ咲かせるタイプではなく、
1本の茎の先に、スプレーのように広がる幾つもの花を咲かせて、
1本なのに豪華なボリュウムになるものです。

育てていて面白いと思うのは、
房咲きの中心で一番最初に咲き始める花が、
その後に周囲で咲き始める花たちの開花期とはズレる、ということです。
後の(周囲の)花たちが膨らんで豪華に咲き誇る頃には、
一番手は盛りを終えてしまうのです。
切り花にするためには、
盛りを終えつつある一番手を 早めに切り取ってやり、
周囲の花の膨らむスペースを確保してやる必要がある、という厳しい現実……。

4月27日のエミオの一枝です。(端のほうの、なるべく撮りやすい位置の枝)


5月1日のエミオの同じ一枝です。(膨らんだので、外側へ押しながら撮っています)


もっと花数の多い枝もあるのですが、支柱や葉っぱたちにに邪魔されて撮りにくいので、
撮りやすい位置の枝、というわけですが、
周囲で後から咲くグループとのズレを ご覧いただけましたでしょうか。

最初に咲く真ん中の花を、
人間に例えれて 『長女』 と呼んでみましたが、
まだ青くて小さい蕾の妹たちがモタモタしている間に、
長女は一人で大きく咲き、
妹たちが膨らんでくる頃には盛りを過ぎているのです。

昨日(5/1)もヴェランダに南風が強く吹いたので、
きょうは、開き切った長女の花弁が少しだけ傷んでいました。

なんだか、しっかり者の長女の気持ちが分かるような気がして、
きょうはまだ、切り取ることが出来ません……。
(私自身も、しっかり者かどうかは別として、愚弟のいる長女ですから…笑笑)


エミオは、階下の花壇には決して下ろさない、ヴェランダの秘蔵バラです。
11年前、母の見舞いに携えるために育て始めた、切り花用の品種ですが、
一枝がそれぞれ豪華なブーケ状になるので、見応えがあります。
整った美しい形と、優しく上品な香り
春から寒中まで繰り返し咲く健気さ、
国産バラなればこその強さ
切り花として活けたときの もちの良さ など、
美点が満載の素敵なバラです。




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