
前回 試行錯誤中と書いたオーツ麦ベイクド系パンを、
ほとんど毎日焼き続けていました。
自分のタスクが強い時にある、睡眠時の脳内活動が激しくて、
いわゆるレム睡眠時の記憶の整理というものらしく、
あれこれとレシピの工夫や手順の算段を
脳波パシパシいわせながらやっていることがよくありました。
本当は、
もっとたくさん試行錯誤したい、
でも、
家事はほかにもたくさんありますし、
自分ひとりならオーツ麦だけ食べていても構わないのですが、
そうもいかず・・・・。
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昨日、ようやく、
オーツ麦なのに グルテンフリーなのに、卵黄も乳製品も不使用なのに、
ちょっと『窯伸び』したかのような フックラした仕上がりにできました。
いろいろ考えて、
ベーグルのケトリング(茹で工程)がオーツ麦パンには合っていると判断しました。
イースト発酵の、ビヨーンと伸びる小麦粉生地とは違って、
オーツ麦パンには、
表面を直接いきなりの高温でパリッと糊化させる工程が合う!と思うのです。
オーツ麦を使うと吸水させるのに少々の工夫が必要ですが、
その水分が焼成の際に蒸発すれば、普通はフックラするのに、
表皮が弱ければ熱膨張するチカラも弱くなるようなので、
表皮がダレる暇を与えないためには、
ケトリングが良い、との考え方です。
小さめの、火の通りの早いポンデケージョぐらいのパンなら、
ベーグルじゃなくてもケトリングして、
ベイクド系パンと言ってもよいかもしれません。
昨日、この小さな丸パンをひとかけら試食した夫は、
前回よりも内部がフックラした食感なので気に入ったようで、
おかわりしてくれました。ホッ。
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追記です。
今夜は、
ちょっと前に好評だった唐揚げ(粉砕オーツ麦を衣に使用)を作り、
ウケました。
ネット上で見た、タピオカ粉を使った唐揚げとか、
片栗粉をわざと湿らせてダマにしてからつけるやり方なども
試したこともあるのですが、
口当たり(食感)とカロリーと栄養との
納得のいくバランスを考えると、
わざわざ自分で作るほどでもないような気がしていました。
今は、
唐揚げを作るなら罪悪感とバランスの取れる作り方で、
と思って作っています。
もちろん、ディップソースも酢を使って配慮していますよ。