2018.11.07 16:18
ジムに持参する枕
カッコイイ体を造るトレーニングがしたい(その47)
一般に、女性や痩せ型の男性など、肩の辺りに厚みが少ないタイプの人は、
枕が合わずに困っている“枕難民”が多いようですね。
「ボディメイク/ジム」のカテゴリで、なぜ枕の話題?と思われたでしょうが、
いえいえ、共通する問題があるのです。
私の場合、寝具としての枕には、外せないこだわりがあります。
肩に厚みが無いだけでなく、
首が細長くて、
しかも、頭の形が……、『前後に長くて、絶壁さんとは真逆の形』なのです。
そういう私が、フツウの市販枕に寝ようとすると、
首にヘンな傾斜がついてしまって、首や肩がコッたり頭が痛くなったりしてしまいます。
愛用しているのは、
お子ちゃま用か?と笑われそうな、薄くて中央部に凹みのある枕です。
帽子のサイズはフツウなんですけどね。
私の頭は後頭部に膨らみがあって、
その下のネープ(うなじ)がギュッとすぼまっているので、
髪を結い上げるときだけは、ラクしています。
いつものフレンチツイストやおだんごヘアーをササッと手早く作れますからね。
土台(頭部の形)が最初から“そういう形”に出来ているわけですから……。
さて、
ジムで枕…の謎めいた話ですが、
筋トレマシンを少しでもご存知でしたら、
背中や頭をピタッと押し付けて使うマシンを思い浮かべることが可能でしょう。
たとえば、
チェストプレス、レッグプレス。
特にこれらのマシンは、背面全体でシッカリ押しながら使います。
これを、生半可(なまはんか = 未熟・中途半端)な力加減で行うと、
筋トレ効果が得られないばかりでなく、
チェストプレスなら、大胸筋ではなくて腕にだけ力を籠(こ)めることになるし、
レッグプレスなら、腰を痛めてしまいます。
ほかに、
レッグカールやレッグエクステンションのマシンも、
シッカリと背中を伸ばしてトレーニングさせるような仕様で作られています。
よく知られているマシンの中から、
腰や背中から頭部までを押し付けて行うように作られているマシンを
例に挙げてお話ししました。
これらのようなマシンを使う時、
私のような“イレギュラー”な“頭部事情”を持つ人間としては、
単にやりにくいというだけでなく、
安定して力を籠めることが出来にくくなります。
そこで、
“マシン用の枕”を持参しています。

なんのことはない、巻いたタオルを布ケースに入れただけのものなんですけどね。
これを、
頭部…ではなく、
後頭部の出っ張りの下、ギュッとすぼまったネープ(うなじ)にあてがうのです。
たったこれだけのことで、
不安定な隙間がほぼ埋められて、姿勢が安定します。
旅先で客室の枕が膨らみすぎていて首が痛くなるときのような、
不快感も、見苦しさも、解消できるのです。
↓ ↓ ↓
実はこの、“見苦しさ”に関しては、
本人の気づかない点であるだけに、気をつけたい重大なポイントなのです。
試しに、
鏡を横目で見ながら、その見苦しさをご体験ください。
上体を真っ直ぐにしたままで、無理に首だけを下に向けてみると、
その格好悪さにゾッとしますよ……。
私の場合は、
アゴやエラの下にリッチなお肉があるわけではないので、
普段は気にもしないのですが、
周囲の皆さんの、『アゴを引きながらグッと力を入れる体勢』を目にするとき、
それはもう、目をそらさざるを得ません。
それって、
何層ものタルミを作るための練習になっていませんか……。
というわけで、
不自然で不健康で『無理なアゴ引き』をしなくてすむための、
“マシン用の枕”なのでした。
・・・本日の余談・・・(-。-) .:*・°
“アゴやエラの下のタルミ肉”の話題になりましたので、
さらに突っ込んだコワイお話を……。
私がジムの奥のフリースペースで独自のトレーニングをしていると、
しばしば、近くでマットに仰向けになってトレーナーの指導を受けている人を見かけます。
先日は、
やや小柄で痩せ型の、シニア女性と思われる御方でしたが、
他のシニア女性のようにはポッチャリしていないためか、
少し派手目な服装と随分明るい髪色で、
かなりガンバッテいるように見えてしまいました。
でも、
マットに仰向けになったままの彼女が話しているその顔を見下ろした時、
私は、ギョッとしたのです。
それは、
“アゴやエラの下のタルミ肉”が殊更に目立ったからです。
痩せ型の彼女の、普段は特に目立つわけではないタルミ肉は、
仰向けに寝ると、左右に垂れ下がるように広がります。
それを、彼女自身は全く知らずに、
悠然と、トレーナーと話していました。
「私はまだ、そんなトシじゃないわ」とか、
「そんなタルミ肉なんて、ないわ」などと仰る方も多かろうと思いますが、
仰向けになってみないと気づきにくいのです。
試しに、
手鏡持参で、ベッドに寝そべってみてください。
仰向けになって、手鏡を顔の上にかざし、
お顔のラインを、じ~っくり観察してみましょう。
普段はシャープなはずのアゴからエラにかけてのラインが、
多少、広がって見えませんか?
地球の引力、憎し!
肉質の違い(個性)もありますし、
程度の差もありますが、
大抵の成人女性ならば、
今後ますます、タルミ肉は増えていくはずです。
明るい場所で仰向けになって話すのは避けたい…などと思ってしまう、
今日この頃です。
--- 不定期ですが 次回に続きます ---
カテゴリ【ボディメイク/ジム】
一般に、女性や痩せ型の男性など、肩の辺りに厚みが少ないタイプの人は、
枕が合わずに困っている“枕難民”が多いようですね。
「ボディメイク/ジム」のカテゴリで、なぜ枕の話題?と思われたでしょうが、
いえいえ、共通する問題があるのです。
私の場合、寝具としての枕には、外せないこだわりがあります。
肩に厚みが無いだけでなく、
首が細長くて、
しかも、頭の形が……、『前後に長くて、絶壁さんとは真逆の形』なのです。
そういう私が、フツウの市販枕に寝ようとすると、
首にヘンな傾斜がついてしまって、首や肩がコッたり頭が痛くなったりしてしまいます。
愛用しているのは、
お子ちゃま用か?と笑われそうな、薄くて中央部に凹みのある枕です。
帽子のサイズはフツウなんですけどね。
私の頭は後頭部に膨らみがあって、
その下のネープ(うなじ)がギュッとすぼまっているので、
髪を結い上げるときだけは、ラクしています。
いつものフレンチツイストやおだんごヘアーをササッと手早く作れますからね。
土台(頭部の形)が最初から“そういう形”に出来ているわけですから……。
さて、
ジムで枕…の謎めいた話ですが、
筋トレマシンを少しでもご存知でしたら、
背中や頭をピタッと押し付けて使うマシンを思い浮かべることが可能でしょう。
たとえば、
チェストプレス、レッグプレス。
特にこれらのマシンは、背面全体でシッカリ押しながら使います。
これを、生半可(なまはんか = 未熟・中途半端)な力加減で行うと、
筋トレ効果が得られないばかりでなく、
チェストプレスなら、大胸筋ではなくて腕にだけ力を籠(こ)めることになるし、
レッグプレスなら、腰を痛めてしまいます。
ほかに、
レッグカールやレッグエクステンションのマシンも、
シッカリと背中を伸ばしてトレーニングさせるような仕様で作られています。
よく知られているマシンの中から、
腰や背中から頭部までを押し付けて行うように作られているマシンを
例に挙げてお話ししました。
これらのようなマシンを使う時、
私のような“イレギュラー”な“頭部事情”を持つ人間としては、
単にやりにくいというだけでなく、
安定して力を籠めることが出来にくくなります。
そこで、
“マシン用の枕”を持参しています。

なんのことはない、巻いたタオルを布ケースに入れただけのものなんですけどね。
これを、
頭部…ではなく、
後頭部の出っ張りの下、ギュッとすぼまったネープ(うなじ)にあてがうのです。
たったこれだけのことで、
不安定な隙間がほぼ埋められて、姿勢が安定します。
旅先で客室の枕が膨らみすぎていて首が痛くなるときのような、
不快感も、見苦しさも、解消できるのです。
↓ ↓ ↓
実はこの、“見苦しさ”に関しては、
本人の気づかない点であるだけに、気をつけたい重大なポイントなのです。
試しに、
鏡を横目で見ながら、その見苦しさをご体験ください。
上体を真っ直ぐにしたままで、無理に首だけを下に向けてみると、
その格好悪さにゾッとしますよ……。
私の場合は、
アゴやエラの下にリッチなお肉があるわけではないので、
普段は気にもしないのですが、
周囲の皆さんの、『アゴを引きながらグッと力を入れる体勢』を目にするとき、
それはもう、目をそらさざるを得ません。
それって、
何層ものタルミを作るための練習になっていませんか……。
というわけで、
不自然で不健康で『無理なアゴ引き』をしなくてすむための、
“マシン用の枕”なのでした。
・・・本日の余談・・・(-。-) .:*・°
“アゴやエラの下のタルミ肉”の話題になりましたので、
さらに突っ込んだコワイお話を……。
私がジムの奥のフリースペースで独自のトレーニングをしていると、
しばしば、近くでマットに仰向けになってトレーナーの指導を受けている人を見かけます。
先日は、
やや小柄で痩せ型の、シニア女性と思われる御方でしたが、
他のシニア女性のようにはポッチャリしていないためか、
少し派手目な服装と随分明るい髪色で、
かなりガンバッテいるように見えてしまいました。
でも、
マットに仰向けになったままの彼女が話しているその顔を見下ろした時、
私は、ギョッとしたのです。
それは、
“アゴやエラの下のタルミ肉”が殊更に目立ったからです。
痩せ型の彼女の、普段は特に目立つわけではないタルミ肉は、
仰向けに寝ると、左右に垂れ下がるように広がります。
それを、彼女自身は全く知らずに、
悠然と、トレーナーと話していました。
「私はまだ、そんなトシじゃないわ」とか、
「そんなタルミ肉なんて、ないわ」などと仰る方も多かろうと思いますが、
仰向けになってみないと気づきにくいのです。
試しに、
手鏡持参で、ベッドに寝そべってみてください。
仰向けになって、手鏡を顔の上にかざし、
お顔のラインを、じ~っくり観察してみましょう。
普段はシャープなはずのアゴからエラにかけてのラインが、
多少、広がって見えませんか?
地球の引力、憎し!
肉質の違い(個性)もありますし、
程度の差もありますが、
大抵の成人女性ならば、
今後ますます、タルミ肉は増えていくはずです。
明るい場所で仰向けになって話すのは避けたい…などと思ってしまう、
今日この頃です。
--- 不定期ですが 次回に続きます ---
カテゴリ【ボディメイク/ジム】
2018.10.31 18:11
“もたれかかる座り方”が良くない3つの理由
カッコイイ体を造るトレーニングがしたい(その46)
これまでに、立ち方・歩き方に関して、『体幹』に着目して何度も述べてきました。
たとえば、
【筋トレが先か、姿勢改善が先か】(2018.06.04)
【僭越ながら“重心・体重移動”のアドヴァイスを】(2018.03.27)
今回は、『座り方』に関する話題なのですが、
“ボディメイク/ジム”のカテゴリで、座り方の話…って、意外に思われますか?
いえいえ、日常生活で、座っている時間は案外多いものですからね、
座る姿勢がカラダに及ぼす影響を無視すると、アブナイのです。
多くの聡明な皆さんは、
“健康面で悪影響を及ぼさない、良い座り方”をご存知のはず。
逆に、最も悪い例は、
電車内で時々見かける、浅く腰かけて後ろへダラッともたれかかる座り方でしょう。
そのようなダラケ座りは、
日本人に多いと言われる“寝腰”(ねごし・しんよう)になってしまい、
骨盤が倒れて歪んで広がって…、
腰痛を引き起こしたり内臓が弱ったりしやすくなり、
もちろん、体幹を鍛えるどころではなくなりますし、
体全体に歪みが出て、背中や腰が曲がり、脚力も内臓も弱まってしまうのです。
ほかに、
脚を組んで座るのも、骨盤の歪みの元。ダラケ座りと同様に、腰痛の元と言われます。
聡明で、常日頃から『賢く 品良く 美しく』を心掛けている皆さんは、
きっと、椅子に座るときも、
落ち着いて深く座り、背筋を伸ばして正しく座られることでしょう。
でも、
比較的若い女性に多いような気がするのですが、
“もたれかかる座り方”をすることはありませんか?
先週、ジムで見た光景をお話しします。
最近、週1で、トレーナーS氏の指導を受けている太め女性が、
その日は、友人と思われる細め女性を伴って来ており、
ペアで指導を受けていました。
ペアだと、個別指導よりも個人出費は割安になりますが、
一つの運動を二人順番にやらせることになるので、待ち時間が生じ、
お客一人ひとりの運動時間は減り、
トレーナーの指導内容も少なくて済みますから、
割安になるのも当然ですけどね。
まぁ、そういう状況で、
私がたまたま目にしたのは、
太め女性が、待ち時間に、
スツールに座ってその脇の小テーブル(小物置き場)にもたれている後ろ姿でした。
やや古い言葉で、“横座り”というのがありますが、
それのもっとスケールの大きい…、ヒップが45度に傾くほどの、
ドテッとした派手な座りっぷりでした。
言葉で表現してどれくらい伝わるのか、これはちょっと難しいですし、
絵に描くのは御免こうむりたいような、かなり美しくないお姿でしたので、
思案した挙句、
決して近いとは言えないけれども参考になりそうな写真を用意しました。
スタジオ撮影のモデル写真ですから、
指示通りのポージングですが、若干、流行遅れの感もありますね。
派手な横座り状態から、さらに体を寝かせるようにしています。
私が見た太め女性は、スツールに座って、
大きく組んだ足先はフロアについている状態でした。

“もたれかかる座り方”をする女性は、
「私の何がいけないの?」と噛み付いてくるかもしれません。
電車の座席に座るときのような、少し長い時間をこの体勢で過ごすわけではないし、
ちょっとの休憩なんだし、慣れない運動で疲れているのだから、
もたれかかって何が悪いのよ!と言われそうです。
しかし、
ちょっと待ってください。よく考えてみてください。
人は、普段から身についている行動をとるのです。
脚を組むのがクセになっている人は、つい、組んでしまいますよね。
もたれかかるのがクセになっているから、つい、もたれてしまうのです!
今回のお題は、
「“もたれかかる座り方”が良くない3つの理由」です。
最初に、
ボディメイクの観点から述べ始めるのが妥当でしょうが、
私が見てギョッとしたのは、彼女の後姿ですので、
そこのところから述べ始めます。
◆理由1
彼女の、
立派なバスケットボールを並べたようなヒップは、
派手な横座りによって、
余計に“立体感”を増していました。
そのような写真は手に入らなかったので、
本当は良い例なのですが、
立体感のあるヒップをご覧ください。
ヨガ教室でのキリリとしたポーズです。
ヒップの筋肉って、こんなにも躍動的なんですね。
でも、太め女性がドテッと横座りになったとき、
それは、立体感でも躍動感でもなく……(以下、自制)
◆理由2
次は、理論通りに、
ボディメイクの観点から、良くないということです。
先ほど、“もたれかかるのがクセになっているから”と述べました。
彼女は、普段から『体幹』を使っていないことが一目瞭然です。
よく目にする『体幹トレーニング』ですが、
分かりやすく言うと、
腹・脚・胸・背中は 体幹部と呼ばれる“主要な筋肉”で、
お尻の大殿筋や太腿の大腿筋の他、腹筋・背筋・大胸筋などの“大きな筋肉”です。
つまり、体を支え動かす軸とも言える『体幹』を、
彼女は自信をもって使えるようになっていないために、
ついつい、もたれかかってしまうクセがついてしまったと推察できます。
トレーナーの指導を受けているので、今後に期待したいと思いますが……。
◆理由3
最後は、精神面、心理に関することです。
彼女にとっては待ち時間であるとはいえ、
ドテッと派手に横座りした姿は、真剣に参加しているように見えますか?
彼女は体を絞る目的で指導を受けているらしく、
重ね着をしてさらにパーカーまで着込んでいるので、
意欲はあるのだろうと思いますが、
それなら素直に態度に表したほうが可愛いし、
トレーナー氏の意欲向上にもつながるのではないかと思うのですが……。
決して、他人様をとやかく言うために書いているのではありません。
私の場合、
背中や脇腹の筋肉がヘンにコッたりすると困るので、
横座りはしませんが、
昔、若気の至りですが、こんなことがありました。
仕事の契約内容に「それは違うだろ~!」と叫びたくなる事態が生じ、
並んで座っている場なのに、
思わず、不快や不満を顕わにするような態度をとってしまったことがあります。
やや浅座りにズレて、ダラケ座りに近い姿勢になってしまったのです。
今思い出しても恥ずかしく、
だからこそ、
“姿勢を正す”、“姿勢を意識した日常動作”の大切さについて、
しっかりと意識したいと思ったことでした。
--- 不定期ですが 次回に続きます ---
カテゴリ【ボディメイク/ジム】
これまでに、立ち方・歩き方に関して、『体幹』に着目して何度も述べてきました。
たとえば、
【筋トレが先か、姿勢改善が先か】(2018.06.04)
【僭越ながら“重心・体重移動”のアドヴァイスを】(2018.03.27)
今回は、『座り方』に関する話題なのですが、
“ボディメイク/ジム”のカテゴリで、座り方の話…って、意外に思われますか?
いえいえ、日常生活で、座っている時間は案外多いものですからね、
座る姿勢がカラダに及ぼす影響を無視すると、アブナイのです。
多くの聡明な皆さんは、
“健康面で悪影響を及ぼさない、良い座り方”をご存知のはず。
逆に、最も悪い例は、
電車内で時々見かける、浅く腰かけて後ろへダラッともたれかかる座り方でしょう。
そのようなダラケ座りは、
日本人に多いと言われる“寝腰”(ねごし・しんよう)になってしまい、
骨盤が倒れて歪んで広がって…、
腰痛を引き起こしたり内臓が弱ったりしやすくなり、
もちろん、体幹を鍛えるどころではなくなりますし、
体全体に歪みが出て、背中や腰が曲がり、脚力も内臓も弱まってしまうのです。
ほかに、
脚を組んで座るのも、骨盤の歪みの元。ダラケ座りと同様に、腰痛の元と言われます。
聡明で、常日頃から『賢く 品良く 美しく』を心掛けている皆さんは、
きっと、椅子に座るときも、
落ち着いて深く座り、背筋を伸ばして正しく座られることでしょう。
でも、
比較的若い女性に多いような気がするのですが、
“もたれかかる座り方”をすることはありませんか?
先週、ジムで見た光景をお話しします。
最近、週1で、トレーナーS氏の指導を受けている太め女性が、
その日は、友人と思われる細め女性を伴って来ており、
ペアで指導を受けていました。
ペアだと、個別指導よりも個人出費は割安になりますが、
一つの運動を二人順番にやらせることになるので、待ち時間が生じ、
お客一人ひとりの運動時間は減り、
トレーナーの指導内容も少なくて済みますから、
割安になるのも当然ですけどね。
まぁ、そういう状況で、
私がたまたま目にしたのは、
太め女性が、待ち時間に、
スツールに座ってその脇の小テーブル(小物置き場)にもたれている後ろ姿でした。
やや古い言葉で、“横座り”というのがありますが、
それのもっとスケールの大きい…、ヒップが45度に傾くほどの、
ドテッとした派手な座りっぷりでした。
言葉で表現してどれくらい伝わるのか、これはちょっと難しいですし、
絵に描くのは御免こうむりたいような、かなり美しくないお姿でしたので、
思案した挙句、
決して近いとは言えないけれども参考になりそうな写真を用意しました。
スタジオ撮影のモデル写真ですから、
指示通りのポージングですが、若干、流行遅れの感もありますね。
派手な横座り状態から、さらに体を寝かせるようにしています。
私が見た太め女性は、スツールに座って、
大きく組んだ足先はフロアについている状態でした。

“もたれかかる座り方”をする女性は、
「私の何がいけないの?」と噛み付いてくるかもしれません。
電車の座席に座るときのような、少し長い時間をこの体勢で過ごすわけではないし、
ちょっとの休憩なんだし、慣れない運動で疲れているのだから、
もたれかかって何が悪いのよ!と言われそうです。
しかし、
ちょっと待ってください。よく考えてみてください。
人は、普段から身についている行動をとるのです。
脚を組むのがクセになっている人は、つい、組んでしまいますよね。
もたれかかるのがクセになっているから、つい、もたれてしまうのです!
今回のお題は、「“もたれかかる座り方”が良くない3つの理由」です。
最初に、
ボディメイクの観点から述べ始めるのが妥当でしょうが、
私が見てギョッとしたのは、彼女の後姿ですので、
そこのところから述べ始めます。
◆理由1
彼女の、
立派なバスケットボールを並べたようなヒップは、
派手な横座りによって、
余計に“立体感”を増していました。
そのような写真は手に入らなかったので、
本当は良い例なのですが、
立体感のあるヒップをご覧ください。
ヨガ教室でのキリリとしたポーズです。
ヒップの筋肉って、こんなにも躍動的なんですね。
でも、太め女性がドテッと横座りになったとき、
それは、立体感でも躍動感でもなく……(以下、自制)
◆理由2
次は、理論通りに、
ボディメイクの観点から、良くないということです。
先ほど、“もたれかかるのがクセになっているから”と述べました。
彼女は、普段から『体幹』を使っていないことが一目瞭然です。
よく目にする『体幹トレーニング』ですが、
分かりやすく言うと、
腹・脚・胸・背中は 体幹部と呼ばれる“主要な筋肉”で、
お尻の大殿筋や太腿の大腿筋の他、腹筋・背筋・大胸筋などの“大きな筋肉”です。
つまり、体を支え動かす軸とも言える『体幹』を、
彼女は自信をもって使えるようになっていないために、
ついつい、もたれかかってしまうクセがついてしまったと推察できます。
トレーナーの指導を受けているので、今後に期待したいと思いますが……。
◆理由3
最後は、精神面、心理に関することです。
彼女にとっては待ち時間であるとはいえ、
ドテッと派手に横座りした姿は、真剣に参加しているように見えますか?
彼女は体を絞る目的で指導を受けているらしく、
重ね着をしてさらにパーカーまで着込んでいるので、
意欲はあるのだろうと思いますが、
それなら素直に態度に表したほうが可愛いし、
トレーナー氏の意欲向上にもつながるのではないかと思うのですが……。
決して、他人様をとやかく言うために書いているのではありません。
私の場合、
背中や脇腹の筋肉がヘンにコッたりすると困るので、
横座りはしませんが、
昔、若気の至りですが、こんなことがありました。
仕事の契約内容に「それは違うだろ~!」と叫びたくなる事態が生じ、
並んで座っている場なのに、
思わず、不快や不満を顕わにするような態度をとってしまったことがあります。
やや浅座りにズレて、ダラケ座りに近い姿勢になってしまったのです。
今思い出しても恥ずかしく、
だからこそ、
“姿勢を正す”、“姿勢を意識した日常動作”の大切さについて、
しっかりと意識したいと思ったことでした。
--- 不定期ですが 次回に続きます ---
カテゴリ【ボディメイク/ジム】

